先日、SPACの奥野さんから「きっと興味がおありでしょう」と1冊の本をお借りした。すぐにお返しするつもりが、お目にかかれず、結局お借りしたままとなっている。お会いするまでに一度まとめておこう。

下田で人気の芸者だった斎藤きちが初代アメリカ領事ハリスの身の回りの世話をお願いされ、数か月ハリスの世話をする。しかし、鎖国をしていた時代のことである、周りの人から「唐人お吉」と蔑まれ、やがて酒におぼれ、幼馴染の夫とも離縁、小料理屋もうまいかず、結局投身自殺をし、不幸のうちに生涯を終えた悲話として語り継がれているものである。また、「唐人お吉」の悲劇として多くの小説、戯曲、映画となっている。私も伊豆へ取材の折に、下田開国博物館や中伊豆の吉奈温泉にお吉が逗留した記録からお吉のことを知った。

しかし、「幕末お吉研究会」(杉本武代表)はよく知られる「唐人お吉」は史実とは異なり、実像を知ってもらうための本が今回お借りした「まんが安直楼始末記」である。本の紹介は伊豆新聞の記事をご覧いただきたい。

幕末お吉研究会|伊豆新聞

遊郭、遊女、R18など。この分野の最初の興味が、東電OL事件である。
なぜ彼女が渋谷の街頭で立たなくてはならなかったのか。
本当に数千円という安い値段で体を売ったのか。
事件から20年が経過して改めて徹底的に穢された彼女の本当を知りたい。