願わくは花の下にて春死なん
その如月の望月のころ(西行)

桜を熱烈に愛した西行が桜の下で死にたいと熱望し、その通り桜の頃に亡くなったという有名な歌。如月の望月は2月15日のことですが太陽暦ですと3月末ごろ。
日本一早い伊豆の河津桜もほころび始めたそうですね。

待ち遠しい春はもうすぐ。
あんなことやこんなことを書いておかねば忘れてしまうと思いつつ、なかなか書けず。4月末までは繁忙期に突入します…

先日、谷町のplus 1 artで拝見した加藤悦郎さんの画。
薄暗いギャラリー内でははじめ、真っ白なキャンパスなのかとおもった。
しかし、目が慣れてくると、ストライプがぼんやりと見えてくる。
優しい人の描いた優しい色。優しい筆。優しすぎる薄さ。
さりげなさがとても好き。

ものごと全般的に一見して分かりやすいものよりも、分かりにくく理解されにくいものに心惹かれます。分からなさを理解しようと試みる工程が好き。その工程を経てしか見えない世界を覗いてみたいという好奇心を抑えられない。