先日、なにわ橋駅で行われた「事務局のクリエイティビティ」という講座に参加した。アートマネジメント創成期の1990年代から芸術祭に携わってこられた横浜トリエンナーレのマネージャーの帆足さんや墨田区文化振興財団の荻原さんなど、(わたしと同世代の登壇者の小川希さんの言葉で)「アートマネジメント界のレジェンド」の皆さんから注目の若手アートマネジャーまで全国でご活躍のアートマネジャーの皆さんからお話を聞く会である。アートマネジャーとは、芸術祭やアートイベントの裏方としてアーティストやキューレターやプロデューサーと行政の文化振興事業や企業のメセナ活動をつなぐ事務局(中間組織)を仕切る方々である。事務局といっても芸大出身者とかキューレターとして活動してこられたとかアート関係者が多く、来場者も多くが学芸員や行政の文化振興担当者などアートプロジェクトや芸術祭に関わってこられている方々とお見受けし、参加前にも危惧していたが会場に着いて改めてアウェイ感満載…(引っ越してきたばかりのなので大阪自体がもともとアウェイなのではある笑)それでも専門を生かしながら何らかの形で関われないだろうか、と模索したく参加した。極寒の1月に駅のコンコースで5時間つづく熱い熱いトークが白熱してきたところで不吉すぎる義父からの着信で急きょ帰宅しなくてはならなくなり、会場を後にした。

が、会場でいただいた「働き方の育て方―アートの現場で共通認識を作る(TOKYO RESERCH LAB)」で収穫があった。

ARTS&LOWという団体が法律という側面からアートの現場やアーティストをサポートするという活動をされていることを知ったからである。この方向性で自分の専門―といえるかどうかもあやしく心もとない専門であるが―を少しづつでも社会に還元していけたら、と目論んでみる。

<ARTS&LOW関連の参考記事>
ARTS&LOW代表作田知樹さん
著作権とアート|アートスケープ

<会場に置かれた参考図書(自分用のメモ)>
アートプロジェクトの悩み 小川希
文化政策の展開 野田邦弘
アーツマネジメント学 芸術の営みを支える理論と実践的展開 小暮宜雄
進化するアートマネージメント
地域アート 美学 制度 日本
トリエンナーレはなにをめざすのか 吉田隆之
アートの力 地域イノベーション 本田洋一
社会の芸術/芸術という社会
人工地獄 現代アートと観客の政治学
地域に根差したアートと文化 NPO法人こえとことばとこころの部屋
アートプロジェクト 芸術と共創する社会

<アートマネジメントについて参考になる動画>
「アートマネジメントのハテナ」平野雅彦先生静岡大学

<アートの現場の声>
アートマネージメントという言葉のいかがわしさについて。|大岡淳