先日茶業会議所主催のワークショップに参加した。

中日新聞と静岡新聞も取り上げてくださり、なぜか二枚とも私が写りこんでます汗
「主婦や学生」とあるが、実際に参加したのはティーインストラクターや観光業、酒造業、接客業などに携わる方々である。私たちのチームでは旅館を営む方、沼津の高嶋酒造の高嶋一孝さんやティーインストラクター、OLさんが在籍。そこで、美しい所作で美味しいお茶を淹れられる急須男子ナンバーワンを選ぶ「急須男子コンテスト」というコンテンツを発表した。「お茶は女が淹れるもの」っていう社内の雰囲気を変えたい、というOLさんの言葉が刺さった。茶娘はもう古いのだ。

急須男子コンテスト、静岡県茶業会議所が動いてくれなかったら私が実行委員会を立ち上げようかな。

お茶のブランディングの話では、高嶋酒造の高嶋さんから貴重なご意見を直接伺えるという幸運に恵まれた。可愛いパッケージで緑茶がオシャレな雑貨屋さんに置かれたりしている例を提案したが、彼に否定された。雑貨屋の単価は安い。そんなところにおいてはダメだと。まずは他の人の消費行動に影響力のある人たちに向かってブランディングしなければならないと。ブランディングで最初から単価の安いものを作ってはダメだと。サイフォンコーヒーで淹れるコーヒーがあって、サイフォンを持っている人に憧れるように、急須があることがステイタス、くらいのブランディングをしたい、と。「酒造業界も淘汰されている。どう生き残るかを一緒に考えましょう」と熱く語られていた。

そんな高嶋さんの経歴に興味を持ち、訪ねると、ぜひ読んでみてください、と勧められて購読した「蔵を継ぐ―日本酒業界を牽引する5人の若き造り手たち」。

親から継いだ時、ボロボロの状態だっという酒蔵をすべて否定し、信念に基づいて蔵主でありながら自分で杜氏も務め「白隠正宗」を造り続ける。高嶋さんとは実は同い年。信念を持ち続けること。自分のやっていることを信じること。並みの人間にできることではない。彼の強さを少しでも見習いたい。