先月通いまくった伊豆取材で、岩が好きになった。
好きという軽い言葉では到底足りない。
こうして写真で岩肌をみるだけでぞくぞくしてくる。
触れたいという欲望が湧き上がる。触れてみた感触を指の先に想像してみる。
すべすべした肌触りもあれば、ごつごつしたもの、尖っていて触ったら怪我をしそうなものもある。
指先に少し力を込めてみたらと想像する。想像の上でその固さにゆるぎない力強さを感じて、思わずため息が出る。
岩は海底火山が隆起してできたものや、陸上火山が噴火して溶岩が固まったものなどである。固い大地を突き上げたり、大地の裂け目から爆発して溢れ出させるほどの圧倒的なエネルギーに感動する。
切り立った崖のあるもの、木々の中に佇むもの、切り出されて石塀になっているもの。形状はそれぞれに違うが、それぞれにそれぞれの美しさがある。同じものは一つとしてない。

伊豆に限らず、焼津の大崩海岸や清水区の断層など、静岡にはジオサイトはたくさんある。
ジオリアでジオガイドさんのおすすめで買った本「伊豆半島南部のジオガイド」。
仕事では1行くらいしか使わなかったが、岩の成り立ちが分かり、面白い。

そろそろ、岩に会いに行きたい。


伊豆半島南部のジオガイド 地層からよみとく海底火山活動 (YAMAKEI CREATIVE SELECTION Pioneer Books)