機械摘みの普及する前は茶摘みの時期に多くの摘み手が茶農家に雇われた。
茶娘というのは、地元の女性とばかり思っていたが街から娘さんや子育ての終わった主婦がやってきていたそうである。街からやってきた女と村の男。男女が出会う場所だから生まれた茶摘み歌。

〽うちの窓から蒟蒻なげて
今夜来いとの知らせやる

〽お前来るなら裏からおいで
表は車戸音がする

〽早くお帰り、うらん鶏やチャボだ
チャボが二度なきゃ夜が明ける

〽女房約束茶の木の下で、
茶の木や枯れるにまだそわぬ

『お茶の唄々』より

実際に茶畑を営まれている農家で聞き取り調査を行いたいが、唄われた時代の方々を探すのは至難だということで、県大の中村順行先生に貴重な書籍を教えていただいた。以下の2点である。

  • 生活を奏でる茶(お茶と生活文化研究会著・第一法規)
  • お茶の唄々(森薗市二著)
お茶の郷刊行物・販売品「お茶の唄々」